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国債って何!?初心者の為に分かりやすく解説します!

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皆さんこんにちは!今回は国債って何!?

という疑問に対してkumachanが分かりやすくご説明したいと思います。

テレビニュースで国債って聞くけど、一体何!?

銀行から国債を進められたけど意味が分からない!

なんていう方向けに、

難しい言葉は使わないでご理解いただける様にしてみました☆

kumachanは銀行員だった頃、色々な方に国債を販売してきました。

 

kumachan
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資産運用の一つとして銀行員はどんな時期にどんな方へ販売しているかなどの情報も挟みつつご説明しますので、最後までお付き合い下さいね!

 

 

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国債って何!?

「国庫債券」の略です。

日本国政府が借金をする時に発行する債券で、その債券を私達の様な個人の日本人や民間企業が購入し、お金を政府に貸すというのが国債の仕組みなんですよ!

 

何で国債を発行するの!?

皆さんはニュースで「国家予算案」とか聞いたことありませんか?

2018年の国家予算案を見てみると国の歳出(支出の事)がおおよそ100兆円に対し、国の歳入(収入の事)のほとんどが税収なのに、その税収はおおよそ60兆円ほどしか見込まれていません。

ですので、その差額40兆円を国債を発行して私達や民間企業から借金をして歳出(国の事業など)に充てているんです。

 

国債を購入してからの流れは!?

主に金融機関の窓口で購入でき、

満期(国にお金を返してもらう日)までは年に2回国から利子をもらうことができます。

満期日には貸したお金が全額戻ってきます

 

国債ってどんな種類があるの!?

国債と一口に言っても、実は国債には色々な種類があります。

kumachanの様な一般の個人が購入できるもので、よく銀行員がおススメする物には以下の物があります。

・個人向け国債 固定金利(3年・5年・10年)

 →半年に1度決まった額の利子がもらえる

・個人向け国債 変動金利(10年)

 →半年に一度もらえる利子が変動する

・新窓販国債(個人で購入できる利付国債の事) 固定金利(2年・5年・10年)

 →現在は低金利の影響により、2年は販売停止中

いくらから購入できるの!?

・個人向け国債/最低1万円から1万円単位

・新窓販国債/最低5万円から5万円単位

 

利子はどのくらいもらえるの!?

個人向け国債は、個人のお客様に購入していただきやすい様に、固定金利、変動金利共に最低金利0.05%が保証されています。

国の金利がどんどん高くなっていけば国債の金利も高くなりますが、

2018年10月現在においては固定金利の3年、5年共に最低金利の0.05%となっています。

kumachan
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悲しいですね・・「これしかもらえないの!?」という声が聞こえてきそうです。

しかし!!!現在銀行の定期預金金利は0.01%ですから、

それと比べればやはり国債の方が高い金利なんですよ!

購入したはいいけど、途中で解約できるの!?

個人向け国債

発行から1年を経過すればいつでも中途換金が可能です。

ただし・・直前2回分の利子(税引前)×0.79685が没収されてしまうので、

最初の購入金額からその分が差し引かれて戻ってきます。

「最初の購入金額より少ない!!!」

とビックリされた方は、

 

kumachan
kumachan

もらった利子を返した結果ですので、実際は損していませんからご安心下さい!

 

 

新窓販国債

個人向け国債と違い、中途換金時に利息を没収されてしまう事はありません。

その代わり、時価で売買されてしまう為、売却損(元本割れ)が出てしまう事もあります。

ですので、新窓販国債は、原則満期まで保有するのが大前提なんです。

 

国債は安心して購入していいの!?怖くない!?

 国債が紙切れになってしまう時=日本が破綻する時です。

そこのリスクをどのように捉えるか・・なんですが、

参考にしていただきたいのは、世界でも有名なムーディーズという国の信用を格付けする機関による日本の信用度は、9段階中上から3番目の「信用リスクが低い」とされています。

ですので、日本の国債は安全と捉える方が大多数で、個人向け国債を初めて購入された方のリピート率は約40%と高い水準にあります.。

満期までしっかりと保有すれば元本は保証されていますから、

銀行の定期預金よりも良い利率が付く事から運用初心者には大変人気があるんです☆

あまり深く考えず、定期預金の代わりというくらいのスタンスで良いのでないでしょうか!?

 

国債を購入するBESTな時期ってあるの!?

もちろん「ハイッ!!」です。

当たり前ですが、金利の高い時期に購入していただきたいのです。

固定金利の国債を購入した場合、発行時に設定された金利が満期までずっと続く事になります。

万が一途中で基準金利が下がったとしても、既にお持ちの国債の金利には全く影響がありませんから、満期までは高い金利の国債を保有できるんです!

逆に購入が望ましくない時期があるんですが、皆さんお分かりになりますでしょうか?

その答えは、「今」です。

現在低金利政策として日本の金利がゼロに近いのは誰もが知る所です。

国債もその影響により、ほとんど金利がついていません。

こういう時期に固定金利の国債を購入してしまうと、数年後に基準金利が上がったとしても金利上昇のメリットをまったく享受する事ができなくなってしまいます

ですから、もし現在国債の購入を検討している方がいたら、できれば長期の国債にはなってしまいますが変動金利の国債を購入していただきたいのです。

そうすれば数年後にもし金利が高くなった時にはしっかりと金利上昇の恩恵を受けられますよ!

 

まとめ

国債は、資産運用の一つの手段として考えた時、

リスクが少なく安心して投資できる商品に間違いありません。

しかし長期の運用になりますから、購入時の金利が高いか低いかはとても大切な投資判断となります。

また国債を購入する場合、金利だけではなく購入手続きをする金融機関のアフターフォローなどのサービスも、安心して資産運用をする為の重要な条件となりますから、その点にも注目しながら国債の購入を検討してみて下さいね!

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