こんにちは!
今回は病院を退院しなければならないのに退院後の生活が心配でしょうがない。そんな時に役立つお話です。
今の世の中、一昔前に比べてかなり入院期間が短くなっています。大きな手術をするようなケースでも1週間足らずで退院なんてことも珍しくありません。
しかしながら、退院日前日、
「こんな状態なのに本当に退院できるのか?」
患者も家族もそんな不安を感じていても、予定通りの退院になってしまうことも当たり前のように起きています。
退院日は不安なくスッキリした気持ちで病院を後にしたいものですよね!!
入院したらすぐ退院の話をされます
初めて入院した人は驚くと思いますが、今の時代、入院したらすぐに退院の話をされるはずです。
「今は入院のことで頭がいっぱいなのに退院後のことなんて想像もできません。」
ってのが普通だと思いますが、ここで話を終わらせてはいけません。
ここが重要なんです。
家に退院するにはどこまで治ってないと無理なのかを看護師さんにしっかり伝えましょう。
例えば、

一人でトイレができないと自宅に退院するのは無理。
とか

一人で階段を登れないと退院後の生活が困る。
など
入院前は当然できていたけど今これができるか不安ということをいくつか挙げて伝えておきましょう!
これをしておくと、ある職種の人に出会うことになりますよ。
きちんと不安を伝えておかないと入院時に決まっていた退院日に退院することになります。
よくある事例
例えば足首の骨折で入院する場合。
足をしっかりついて歩けるようになるまでは3ヶ月くらいかかってしまうことも。
しかし実際の入院期間は手術後1週間で抜糸し、傷に問題がなければ退院です。
若い人ならば松葉杖で多少不便ながらもなんとか生活できるかもしれませんが、昼間は一人になってしまう高齢者などはかなり大変です。
不安を伝えないまま退院し、無理して慣れない松葉杖で生活し、また転んでしまい、新たな骨折をしてしまうという悲劇を生んでしまうこともあります。
不安な気持ちを声に出そう
当たり前のことかもしれませんが、遠慮して医師や看護師に不安な気持ちを伝えてない人多いです。

「入院前とこんなに状態が違うんだからまさかこのまま退院になるわけない。」

「先生や看護師さんから退院延期の話が出るはず」
そんな期待をしていてもダメですよー!
「今の状態で退院するのは不安」
と声に出して伝えていないと退院になってしまいます。
入院期間が短くなった理由
昔は手術や治療を受ける人も治療が終わってリハビリ中の人も介護が必要な人も同じ病院で入院していたようです。
今は入院した時に退院日が既に決まっていることがほとんどです。
なぜこうなったかというと、国が救急の病院とリハビリの病院と長期の療養をする病院に病院の種類を分けたからです。
(長期入院を削減し社会保障費のムダを削減するため)
これを病院の機能分化といいます。
救急の病院が、救急病院であり続けるためには、患者一人当たりの平均の入院期間を短く保つ必要があるんです。
(回転を良くして常に急患を受け入れられるようにするため)
平均の入院期間が長くなると国から救急病院の指定を取り消されてしまいます。
救急の指定を取り消されると今の診療科の維持ができなくなったり、

「あの病院の耳鼻科なくなるってよ!婦人科もなくなるらしいよ!」
多くの看護師さんをリストラしなければならなくなります。

A子ちゃんあの病院リストラされたって!!いい看護師さんなのにひどい話だよねー!
そんなことにならないために、病院も必死で入院期間の短縮に勤めているわけです。
ある職種の人とは
救急の病院で退院後の不安を相談したらその後どうしてくれるのでしょうか?
結論から言うとある職種の人を紹介してくれます。
その職種の人は不安がどうすれば軽減するかを患者さんや家族と一緒に考える人です。
多くの病院には退院調整看護師や医療ソーシャルワーカーがいます。
不安な気持ちをこの職種の人に伝えてみましょう。
入院中の病棟の看護師さんに
「退院後の生活について不安だ」
と伝えると看護師さんからこの職種の人に相談できるよう取り計らってくれるはずですよ!
ある職種の人=退院調整看護師・医療ソーシャルワーカー
のことでした^^

このブログの管理人ハルは元医療ソーシャルワーカーです。
この職種の違いは、基本の資格が看護師か、社会福祉士かの違いです。やってることはほとんど同じ。
(病院によっては家に帰る人は退院調整看護師が支援し、他の病院への転院や施設入所を社会福祉士が支援しているところもあるようです。)
結局相談したらどうなるの?
入院した時の退院予定日はあくまでも病状に問題がなかった場合の予定でしかありません。
退院の支援が必要だと判断された患者さんは、退院調整期間で退院を少し猶予してもらえる場合が多いです。
(意味なく救急病院の入院期間を長くできると言うわけではありませんのでご注意を!!)
例えば先ほどの事例の人(足首の骨折)の場合、
リハビリ目的で包括ケア病棟のある病院へ転院して松葉杖の練習をする。
介護保険を申請し、退院前に手すりをトイレに設置(住宅改修)する。
などですね!
包括ケア病棟は最近注目の病棟です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!病院の種類を知ろう!
患者さんや家族の退院への不安がなんなのかを聞き取り、そこの不安解消のための方法を患者さんや家族と一緒に探っていくわけです。
病院の機能分化のため、救急病院では入院適用がなくなっても他の病院になら入院の適用がある場合もあります。
リハビリの病院や療養の病院など病院にはいろんな種類があるんです。
なので、
退院調整看護師や医療ソーシャルワーカーに相談すると、様々な退院への不安に対して、
環境を整えたらいいのか、
はたまた患者さん自身の改善が見込めるのか
総合的に判断し、最善の方法を探すお手伝いをしてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっと小難しいお話でしたが、入院した時に退院後の不安をしっかりと伝えておくと、一人で悩まないでも病院側も一緒に退院後の生活について考えてくれますよ!
と言うお話でした^^
最後までお読みくださりありがとうございます。この記事が誰かのお役に立てたらハルは嬉しく思います^^

静岡県東部在住のアラフォーママです。子どもは3人。
自分の生活の中から気になったことや調べたことをまとめています。
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