こんにちは!今回は毘沙門天についての情報です!
毘沙門さんにお参りに行ったことはありますか?
日本にはいろんなところに毘沙門天がありますよね。最強の神様とも呼ばれる毘沙門天ですが、
毘沙門さんにはどんな歴史があって、どんなご利益があるのか調べてみましたよ!
毘沙門天の特徴
これは東大寺の多聞天(毘沙門天)です
毘沙門さんは怖い顔をしているイメージがありますね。持っているものもユニークです。
甲冑(かっちゅう)を着て左手には宝塔を持ち、右手には金剛棒を持っています。
足に天邪鬼(あまのじゃく)を踏みつけている像もあります。
宝塔は福をもたらす。金剛棒は邪気を払う魔除けの力。とも言われています。
宝塔は仏舎利を納める器であり、仏教の教えの全てが詰まったものと言われています。
参考:京都通百科事典
毘沙門天の歴史
毘沙門さんは七福神の一人でもあるので日本の神様だと思われがちですが、元はインド神様です。
(ちなみに毘沙門天の妻は七福神の中の弁財天なんですって!)
毘沙門天の前身は財宝と福徳を司るインドの神クベーラです。
クーベラはサンスクリット語でバイシュラバナとも呼ばれ、その音写が毘沙門(ビシャモン)の起源と言われています。
バイシュラバナの意味は多聞(たもん)
釈迦の説法をよく聞く者、一つ残らず聞き漏らさない知恵のある者という意味
毘沙門天はインドの神様ですが、中国に伝わり、仏教に取り入れられ、その後聖徳太子が日本に伝えたと言われています。
毘沙門天は多聞天とも呼ばれています。
特に、四天王の中では多聞天といいますが、独尊像として安置される場合は毘沙門天と呼ばれます。
仏教の須弥山(しゅみせん)という世界の四方を守る守護神です。多聞天は北を守る役割を担っています。
ちなみに…
・持国天(東)
・広目天(西)
・増長天(南)
毘沙門天のご利益
毘沙門さんは戦いと勝運の神であると言われています。また、福徳を司る神とも呼ばれています。
福徳っていうのは、財産や幸せに恵まれることです。
毘沙門天は、人々に勇気・自信・決断を与え、自らを悩ます愚かな魔を退散させると言われています。
毘沙門天は1日に3度自分の財宝を捨て、信仰する人々へその財を分け与えると言われており、施財天とも呼ばれています。
戦国時代には、武田信玄や上杉謙信など多くの武将に信仰されました。
特に上杉謙信は、自分は毘沙門天の生まれ変わりだと信じ、軍旗に「毘」の文字を用いていたほどです。
合格祈願(受験戦争に勝つ) 勝負祈願(試合に勝つ) 商売繁盛(ライバル店に勝つ)
会社繁栄・立身出世など にご利益があるとされています。
真言を唱えると金運アップ効果が倍増!?
サンスクリット語のmantra(マントラ)を漢訳したもの。mantraはもともと神に捧げる讃歌のようなもの。
これを繰り返し唱えることで力が発揮されます。
財宝の神である毘沙門天の真言を唱えると金運アップの効果が強まるというわけです。
毘沙門天王の真言は
オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ
Oṃ vaiśravaṇāya svāhā
と唱えましょう。
何度唱えても良いですよ!7回、21回、108回が縁起のいい数字です。
毘沙門天と虎
毘沙門さんと縁が深い動物は虎です。
1400年以上昔、物部氏と戦いをしていた聖徳太子の前に毘沙門さんが降臨した日が「寅の年、寅の日、寅の刻」
だったからと言われています。その後毘沙門天のおかげで物部氏に勝利すことができた聖徳太子が毘沙門天が降臨された場所に毘沙門天を祀るためお寺を建立したそうです。
それが、奈良県生駒市の信貴山 朝護孫子寺(しぎさん ちょうごそんしじ)です。
毎年2月(寅の月)に信貴山 朝護孫子寺に参拝すると特にご利益があると言われています。
毘沙門天とムカデ
毘沙門さんと関係の深い生き物がもう一つ。
ムカデです。
広島県の緑井にある権現山毘沙門堂の鐘に彫刻されたムカデ
ムカデは毘沙門さんの使者(使い)なんですって。なぜムカデが神の使者なのかは謎に包まれたままです。
とっても見た目は気持ちの悪いムカデ君ですが、遭遇すると、とっても縁起の良い生き物なんですって。
ムカデに出会うと金運が上がると言われています。
京都の鞍馬寺は縁日で生きたムカデを売っていたほど!驚きですね!!
ムカデは足がたくさんあるので、お客をたくさん連れてくる。金運を運んでくる。
昔お金のことを(お足)と呼んでいたのでお足がたくさん=お金がたくさん!となったのでしょう。
さらに、ムカデは前にしか進まないので勝利の象徴としても縁起が良いとされています。
広島県の緑井にある権現山毘沙門堂の場所(行基が作った毘沙門天王が祀られたところです)
まとめ
毘沙門さんは世のため人の為に尽力している人に財を授け、勝利に導くとされています。
私利私欲にまみれた人が拝んでもご利益を受けにくいのでご注意です。
毘沙門さんにお参りに行って、自分を磨き、たくさんの幸運を掴んでみてはいかがでしょうか?
全国各地に毘沙門さんはあります。
ウィキペディアによると全国23箇所あるようです!実はもっとあるはず!
「全国毘沙門さん巡りの旅」っていうのも面白いかもしれません^^
静岡の毘沙門天はどこにある?
そうそう!静岡県にも毘沙門天王は祀られています。
富士市の香久山妙法寺(こうきゅうさんみょうほうじ)で聖徳太子が作ったとされる毘沙門さんが祀られていますよ!
毎年「旧正月七日・八日・九日の三日間に当山に詣で、間近に御尊像を拝めば一粒万倍の功徳あり」
として毘沙門天大祭が行われていることで有名なお寺です。この3日間は毘沙門さんが娑婆に下られて人々の願いを親しく聞いてくださると言われているありがたい3日間なのです!
そして、静岡にはもう一つ毘沙門さんがあるのです。
富士の毘沙門さんより古い歴史がある観光地化されていない毘沙門堂が!
韮山の奈古谷にある、国清寺(こくせいじ)の毘沙門堂。
国清寺から山道を2kmほど登ったところに毘沙門堂があります。大人の歴史探訪のウォーキングにぴったりですね!
毎年1月3日付近に毘沙門天大祭を行なっていて、温かいお蕎麦が無料で振舞われたり、ダルマ市が開催されていますよ!
とっても素敵なお写真を発見しました!
毘沙門堂の本尊(慈覚大師作の毘沙門天)は、秘仏で拝観できないんです。(50年ごとに開帳され、その間に中開帳ありという噂です)
生きているうちに拝んでみたいものです。ここに行くと運慶作の金剛力士像は常に見ることができます!(国宝)
静寂に包まれた苔むした世界に長い時間の経過を感じ、耳をすますと鳥のさえずり…日々の喧騒から逃れてリフレッシュしたいときにピッタリの場所ですね。

静岡県東部在住のアラフォーママです。子どもは3人。
自分の生活の中から気になったことや調べたことをまとめています。
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